日々の暮らしを健康に楽しく生きていくために必要なものと言えば、どのようなものが思い浮かびますか?
おそらくほとんどの人が、「睡眠」「栄養」「運動」という3つの要素を答えるはずです。
それほど我々人間にとってその3つの要素は重要なものとなっています。
しかし、運動に関しては、栄養や睡眠よりも意識が低くなってしまっているのではないでしょうか?
なぜならば、「強い気持ちがないとなかなか実行に移せないから」です。
この記事では、そんな「健康に暮らすために重要な運動を楽に習慣化する方法」について解説していきたいと思います。
運動はなぜ習慣化しにくい?
冒頭でも挙げましたが、運動が習慣化しにくいのは気持ち的になかなか実行に移せないからです。
睡眠は意識しないと睡眠不足にはなるものの、自然と毎日眠気を感じ、ある程度は眠れます。
また、栄養に関しても、偏ってしまうことはあるものの、自然と毎日空腹を感じるので、食事によって最低限度の栄養は摂れたりするものです。
しかし、運動に関しては、「運動しよう」と思わなければまったく体を動かす機会がありません。
「そういえばここ1年~2年走ったことがないな」なんていう人も意外と多いのではないでしょうか?
また、睡眠を取ると心身の疲れが取れますし、栄養を摂る為に食事をすれば、脳は快楽を感じ、満足感や幸福感を味わうことができます。
運動はというと、好きなスポーツに没頭している時はドーパミンが分泌され楽しい気分を味わうことができますが、筋トレやランニングといった健康の為の運動の場合には「しんどい」「きつい」といったストレスを感じてしまうはずです。
(筋トレやランニングが好きという人はストレスに感じなくてすみますが)
汗をかいた後は気分もリフレッシュできますが、体に疲れが残ってしまいその後も引きずってしまう可能性もあります。
このように、運動は睡眠や栄養よりも満たしにくい要素だと言えるのです。
運動を楽に習慣化する方法
運動を習慣化するにあたって何が辛いかを考えてみると、わざわざ動きやすい服装に着替えて外に出てランニングなどを行ったり、スポーツジムまで行かなければいけないことではないでしょうか?
運動自体のしんどさやその後の疲れは何とか我慢できても、「正直めんどくさい」と感じている人が非常に多いはずです。
これを逆説的に捉えれば、「外に行かずに家の中で運動をすれば楽に習慣化ができる」と言い換えられるはずです。
自重トレーニングで筋トレグッズなしでも気軽に鍛えられる
健康に暮らしていくためには、ある程度の筋肉を付けておくことは重要です。
体の各部位をしっかりと支えられるため、ケガのリスクも低くなりますし、血流が良くなり代謝も上がります。
代謝が良くなれば痩せやすい体になるので、肥満による病気のリスクも軽減できるでしょう。
おすすめは「自重トレーニング」です。
自重トレーニングとは、「自分の体重を利用したトレーニング」のことを指します。
誰もが知る「腹筋」や「腕立て伏せ」なども自重トレーニングとなります。
他にも、スクワットやバックキック、ヒップリフトなど、いろいろな種類もありますし、飽きずに行えます。
自重トレーニングは、筋トレ用品を持っていなくてもいつでもどこでも行うことができるので、非常に習慣化しやすいトレーニングだと言えます。
また、ダンベルなどを使うことがないので、ケガのリスクも非常に少なく、安心して継続できるというのも大きなメリットとなっています。
自重トレーニングの種類やそれぞれの効果的な実施方法などは、ネットなどで画像と文章でわかりやすく説明されていたりしますし、最近ではYouTubeの動画で説明されていることも多いので、チェックしてみましょう。
有酸素運動も自宅でできる
前述した自重トレーニングは、筋トレとなるので、「有酸素運動は自宅ではできない」と思われがちです。
しかし、自宅の部屋の中にいても有酸素運動は行えます。
例えば「ヨガ」を習慣化するのはどうでしょうか?
ヨガは動きが激しくないこともあり、無酸素運動だと思ってしまいますが、実は有酸素運動なのです。
自分のスキルに合わせてポーズの難易度も調整できますし、精神的なリフレッシュの効果も期待できるのでかなりおすすめです。
また、「踏み台昇降運動」も有酸素運動の1つです。
厚めのヨガマットを敷き、20㎝程度の台などを置きその場で踏み台昇降運動を行えば、安全に部屋の中でも有酸素運動が行えます。
まとめ
今回は、「健康に暮らすために重要な運動を楽に習慣化する方法」について解説してきました。
日々健康に暮らしていくためには、睡眠や栄養も重要ですが、運動を習慣化させることも非常に重要です。
自宅の外をランニングしたり、スポーツジムに通うのはなかなか精神的に難しいという人でも、自宅で自重トレーニングやヨガなどを行う方法であれば楽に習慣化できることでしょう。
ぜひこの方法を実践して、健康的な体を作り上げてみてはいかがでしょうか?
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